
ども、今回はバイト先から更新です。
台風やばいですね。大学の近所の佐用町は以前大雨で大きな被害が出た地域で、今回も警察の方が道で注意を呼びかけていました。
さて台風まっただ中、自分は滋賀で若手研究者のワークショップに参加してきました。
そもそも大学、企業問わず、研究するには研究費が必要です。
企業は知りませんが、大学から貰える研究費なんて良くて200万、最悪無いです。
ではどうするかというと、教授が文科省に科学研究費というのを申請します。
それでも足りなければ、いくつかの研究室が集まって、合同で研究費を申請します。
よくは知りませんが大体こんな感じ。。。
ウチもその合同申請に参加していて、今回はその集まりというわけです。
ですが”若手”とあるように教授や准教授は参加出来ません。
助教授、ポスドク(PD)、博士課程(D1~)、修士課程(M1~)、学部4年(B4)が参加出来ます。
自分はまだB4ですが、参加予定だった先輩の都合が悪く、代打することに。
内容はというと、成果発表と飲み会。
成果発表では、研究者が順番にそれぞれの研究成果を発表し、リスナーが質問、発表者が回答。
今後の研究に役立てるといったもの。
飲み会はそのまま。ひたすら飲む。
けど酔ったら皆さん口が軽くなるわけで、外の研究室のいろんな話が聞けて面白い。
先輩達の苦労話を聞いて、今後に生かす事が出来る。
同年代の研究者と友達になれるなど、いろいろメリットがある良い機会でした。
知り合いになった人とは12月の学会での再会を約束!やる気漲ってます!
さらに椿鬼奴をかわいらしくした感じのD1の女性が横浜を案内してくれるとのこと!
まあこれは酒の席での話なんで、まったく期待はしていませんが(T_T)
そして若手教育のため、その道のベテランの教授が指導に来てくれます。
特別講演としてこれまでの研究生活を振り返って話をして下さるんですが、あんま覚えてねぇw
ただ一つ覚えてるのは、飲み会で訊いたセリフ。
『自分の優秀さを証明する為に研究なんてするもんじゃない。何のためかって?面白いからやるんだよ!』
たしかに、人生を研究に捧げた人たちに言われると説得力もあるし、分かるきもする。
実際ハッとなりましたし。なんか焦ってた事にも気づいたし。
けど、科学の世界は実力の世界で、競争相手より早く世間に出さなきゃ無意味っていう現状です。
世界で活躍する優秀な研究者とやり合うんだったら、
虚栄心、出世欲、そのた黒い感情くらい持ってても良いと思うんですが。。。
まあ研究始めて4ヶ月、深いお話は分かりません。
今は今できることに集中して、結果を出す。
必ず結果を出す。
『ベストを尽くす?負け犬の言い訳だ。』
なんて、どっかのショーン・コネリーがいってたっけな。
ドンだけ頑張っても、結果がでないなら何もやらなかったのと同じ。
これから生きていく世界っていうのはそういう所なんだと、改めて感じました。